「四柱推命」のやり方
四柱推命はその人の生まれた「年」「月」「日」「時」の四つを柱として、その人の運命や人生を推測していくものです。
その人の四柱を陰陽五行と呼ばれる木・火・土・金・水を用いることにより、自分の生じる五行や剋される五行を当てはめる事により推測していきます。
四柱を正確に計算するためには正確な出生時刻が必要であり、また出生した時の地域も時差を修正して計算するので確認が必要です。
「四柱推命」の歴史
四柱推命は中国で発明された占術とされていますが、歴史的には比較的新しい占術とされており1100年に南宋の徐子平と呼ばれる人が書に残したとされます。
またその後も1200年代にも徐大升の淵海子平と呼ばれる所に記述があり、1300年代には明の劉基によって記載がされています。
その後も中国では清代の時代を経て近代における中華民国でも多くの著作が残されており、清国末期時代から中華民国時代の間に日本へ伝わったとされています。
「四柱推命」では何が占える?
四柱推命においては五行の組み合わせが無数に存在しており、20万を超える組み合わせが存在しているとされています。
その組み合わせの妙を見ながら占っていくのですが、まずはその人の生まれ持った性格や個性を把握していくことが可能です。
その後には人生の大きな運気の流れを確認することが出来る他、人間関係における相性であったり仕事との相性など人生全体を推測することができます。